2014年秋のゲームマーケットで待望の日本語版が発売になった「カヴェルナ~洞窟の農夫たち」、皆さん楽しんでらっしゃいますでしょうか。
とてもやりごたえのあるゲームなので当ボードゲーム会ではなかなかこういったゲームをプレイすることはないのですが、僕も個人的に自宅ゲーム会を開催して遊んでいます。
プレイヤーはドワーフとなり、洞窟を掘り進んで鉱石を産出したり、洞窟内に部屋を作ったり、はたまた外へ出て森を切り崩し、畑を耕したり牧場で家畜を飼ったり、色々なことをして稼いだ点数を競い合うゲームです。
とても楽しいゲームなのですが、いくつか問題が。一つは「7人まで遊べるが、5人以上でやるにはよっぽど大きなテーブルじゃないと」なのですが、それはさておいてまず開封後に直面するのが「色々なコマやタイルやチップが入っているが、それが箱にぎゅうぎゅう」なことです。
前作「アグリコラ」の時代から皆さん知恵を絞って収納方法を考えていたことと思いますが(僕もその一人です)、今回僕がやっている収納方法を、この場を借りて紹介します。
まず大前提として、今回使ったものはすべて100円ショップで買い揃えられるものです。詳細は以下
タイル用:B5の書類ケース。厚さ4cmのもの(文具売り場。ダイソーとシルクで確認)
タイル用仕切り:幅3.3cmの整理ボード(収納グッズ売り場。ダイソーで確認)
チップ用:食品用小型タッパー(4個セット。タッパー売り場。ダイソーで確認)
コマ用:可変仕切り付き小物ケース(シルクでは透明ケースに黄色い仕切りで収納グッズ売り場。キャンドゥではラメ入りケースに青い仕切りで裁縫用具売り場。型は同じです)
コマ用のは2つ使うので、合計540円で作れます。
【タイルとチップ】
このゲーム最大の特徴である多数のタイル。これをどう納めるかが本作収納の鍵ですが、タイルの幅が38mmということで、B5用の書類フォルダがうまいことハマります。ただしタイルを全部入れてもスペースが空くので、そこは小型タッパーに「食料チップ」「武器チップ」「複数枚カウント用チップ」をそれぞれ入れて、スペースを埋めます。
タッパーと仕切りはこれ。どうしても仕切りの隙間が出来てしまいますが、収納の際にタイルを入れる向きを隙間と垂直になるようにすれば特に問題ありません。
【コマ類】
キャンドゥとシルクには「仕切り板を差し替えることの出来る小物ケース」の類が割とロングセラーとなっていて、今回はそれを利用しています(まぁ余ってただけなんですが)。
資源系はすべての仕切りをとっぱらっています。動物系と鉱石、ルビーだけ分けています。
当初はもっと細かく分けていたのですが、ルールブックに「資源は資源、動物は動物で別れていればあとは細かく分けなくていい」と言うようなことが書いてあったので、その通りにしてみました。
実際これで3回ほどゲームをやりましたが、特に問題ありません。
取り出す時はどのみち目視しながらピックアップしますし、逆にストックに戻す時に「資源か動物か」だけを気にすればいいので非常に楽になります。細かく分ける時に比べて容器の間口が広いので、単純に取り出しやすくもなりますしね。
【箱への収納】
一番下に個人ボードやアクションボードを入れたあと、ボード類をきっちり箱の隅に寄せて、空いた隙間にカード類を挟み込みます。その後タイル類の入ったケースを配置。隙間にお金チップとプレイヤーチップを収納。
その上にコマ用の箱を入れ、あとは得点表とルールブックを入れたら収納完了です。特に箱も浮かず、丁度よく収まりますよー。